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KLCに戻ります

前回のブログでは、
D2にFSHが90を超え、医師からも閉経状態と告げられ、
治療を辞めるつもりでKLCを後にしたところまで書きました。

今日のブログはその続きです。
長文ですが、お時間のある方はお付き合いください。

実はその日の夜、
翌日のD3にまたKLCを受診することを決めました。
冷静になって考えてみると、FSHが急に90超えするなんて、
カウフマンの影響としか考えられなかったからです。

そう思って、ネット検索をすると、
KLCに通っていた方のブログを見つけました。
そのブログの中では、カウフマンについて、
KLCの医師がこんなことを言っています。

 「普段からFSHが高い人や高齢の人など、卵巣機能がおちている人の場合は
  カウフマンによって状態が悪化することがあります。」(詳しくはこちら

さらに別の掲示板ではこんな記述もありました。

 「高齢者ではカウフマンは日数が長いほど、失敗する率が高くなる」

D2の受診の際は、FSHの値にショックを受け、
カウフマンのことも伝えずに退散したのですが、
明日はちゃんとそのことも伝えたうえで、
再度、医師の意見を聞くべきだと夫婦で考えました。


そしてD3。

実はKLCを休んでいた間に他のクリニックを受診し、
3周期にわたってカウフマンを受けていたことを正直に話しました。

転院していたことを告げると先生は一瞬、
ちょっとだけ嫌な顔をされたけれど、
具体的に服用した薬の量と期間、
そしてその間のホルモン検査について尋ねられたので、説明しました。

服用した薬と量については、特に強いものではないけれど、
ホルモンチェックがD3のみというのは、KLCとは大きく違うようでした。
(上のブログの方の内容ではKLCのカウフマンはD2、D7、D12のようです)
また、カウフマン2周期目後にはE2が100を超えたために、
残留卵胞ということでクリニックで穿刺したことを説明すると、
KLCではそのような場合にはうまくいく可能性があるので採卵するとのこと。
実際に、いい卵が採れ、妊娠された方もいるので、
穿刺については、もったいなかったですね、と言われました。

その後、今後のことも踏まえて、
先生はとても長い(たぶん10分くらい。KLCでは奇跡!)話をされました。

その中のポイントだけを書くと、

カウフマンというのは諸刃の剣で、
本来はホルモン値を見ながら調節し、非常に慎重に行う必要があるということ。
わたしは受けたカウフマン(細かい経過観察も無かった)が引き金になって、
最終的にFSHが悪化したことは十分に考えられること。
そういう背景があったのであれば、
治療を継続して状況が良くなる可能性もあること。
ただ、カウフマンでFSHが悪化したのは、そもそも卵巣機能が弱っていたからで、
実際どうなるかは経過を見てみないと分からないこと。

FSHが90を超えた状態では卵巣は機能していないので、
まずはピル(プラノバール12錠)を服用して、
リセット後D3のホルモン値をみることになりました。
ということで、現在ピルを服用しているところです。
(D2では21錠と言われていましたが、状況説明後のD3では12錠に修正されました)

先生からは、病院によって方針が違うので、
今後はかけもちはやめるようにと諭されました。


不妊治療をどこで受けるか決めることって、
難しいなとあらためて思った。

わたしがカウフマンをはじめる時に、通っていたクリニック(JISART系)の先生からは、
ピルは卵巣機能が低下している人には逆効果となりうるので、
カウフマンをしましょうと勧められたのでした。
そこでは、カウフマンも人によって逆効果だという説明はありませんでした。
そのうち、ひとりの医師からははっきりと、
もう一周期続ければFSHが下がるでしょう、と言われていたために、
知識不足のわたしはすっかり信じてしまったのですね。

また、わたしはこれまで、よくセントマザーのQ&Aを読んでいて、
卵巣機能が低下している患者にピルは諸刃の剣との認識があったけれど、
カウフマンは推奨されているという印象を受けてしまっていました。

 5.29 追記です:
 わたしが主に参考にしたセントマザーのQ&Aは下記となります。
 カウフマン療法の処方は血液検査の結果で違うのですか?
 ピルで、卵が採れなくなってしまった場合、もう回復しないのでしょうか?

カウフマンは諸刃の剣というKLCと、
ピルは高齢患者にとって逆効果となりうるとして、
カウフマンを勧めた前クリニック(JISART)。
結局のところ、どちらが正しいという訳ではなく、
卵巣機能が低下している患者にはどちらも逆効果となりうるということ。
そのことを事前に患者に説明して欲しかったな。
でも、実際は必ずそういう説明をされる訳ではない。
だから、今日のブログでは、
このことを(特に卵巣機能が低下している方に)伝えたいなと思って書いています。

※カウフマンを否定しているわけではありません。
 カウフマンによって、多くの方は改善されているので。
 ただ、危険性も知っておく必要があるという意味です。

また、カウフマンやピルに対する考え方だけでなく、
可能性があれば、積極的に採卵を進めていくKLCと、
いい状態をつくるまではカウフマンという、
これまで通っていた前クリニック(JISART系)、
考え方にも大きな差がありました。

転院するまでは、理想的なホルモン値に満たなくても採卵を進めるKLCに
正直、わたしは不信感がありました。
それが転院のきっかけのひとつでもありました。
でも、D3の受診の際に転院したことについての話をした際に、

 「わたしたちは、可能性があれば卵を採りにいきます」

という医師の言葉を聞いて、KLCの治療の進め方は、
ひとつの卵でも無駄にはできない、という患者を思っての方針だったのか、と
わたしの認識が変わりました。
自分が閉経の状態になってはじめて、「ひとつ」の重要さが身にしみています

一方で、これまで約半年通ったクリニック(JISART系)が、
理想的なホルモン値になるまで採卵を進めないというのも、
できるだけ高い確率での採卵をしていこうという、
患者への思いやりなのだと思います。

今思えば、わたしにとって残された時間は少なく、
低刺激で粛々と採卵を受けていた方が、実は良かったのかも知れません。
FSHが20を超えていてもカウフマンなどせずに、
誘発を試した方が良かったのかもしれません。
(実際、FSHが40越えの周期の採卵@大阪で胚盤胞が2つ育って陽性だったので)

でも、それは、結果論にすぎなくて、
少なくともKLCから一旦JISART系のクリニックに転院をしたことは、
AMHを知ることも出来てよかったと思うし、
KLCへの不信感を持った精神状態での受診をリセットするためにも、
わたしにとっては大きな意味がありました。後悔もしていません。

ただ、個人的には、
AMHが高い方のKLCからの転院は意義があると思いますが、
卵巣予備能が低い人にとっては、やはりKLCは「最後の砦」のひとつなんだなと、
「KLCが最後の砦」と言われるのはそういう意味だったんだな、と
今はそう思っています。

ということで、KLCでしばらく様子を見る予定です。
たぶん、KLCが最後の病院になると思います。

 5.30 追記です:
 KLCとセントの両方に通院された方から
 セントの治療についてコメントをいただいています。
 興味のある方はよろしければ読んでみてください。⇒「七不思議?」


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閉経へ

JISARTメンバーのクリニックで、
FSHを下げるために3周期カウフマンをしたけれども
FSHは下がる気配がない上にE2も激減し(FSH:24.4、E2: 5.0)
もう一周期のカウフマン追加となったのが前回の通院のこと。

薬を辞めたら生理は来ないでしょうと先生には言われたけれども、
もう一周期カウフマンをすることが怖くなり、
自己判断で薬を辞めていました。

そうしたら、
諦めていたんだけれども、40日後に生理はやってきた。

薬を飲まなくても、生理がくるなら、まだ望みはあるのかな。
わずかな光がさした気がしてまずは血液検査をしようと、
治療休止宣言をしたわりに、すぐに通院再開を決めました。

しかしカウフマンを勝手に辞めたことを言いづらかったので、
夫と相談した結果、

とりあえず、D2にKLCで血液検査をしてみようということに。
その結果次第で、KLCに出戻るか(FSHが20超えでも採卵が可能なので)、
それとも値がもっと良ければ、
JISARTクリニックを継続するか決めることにしました。

ところが。
KLCでの血液検査の結果は
ものすごく、これまでにないほど、
悪かった。

FSHが90超え、LHも70超えでした。
信じがたい値でした。

先生はカルテをめくると、

 「FSHがこれまでと比べてすごく高いですね。
  採卵は難しいので、今回は長くピルを飲んでみましょう。」

とおっしゃった。
FSHが90って、明らかにもうダメな値だなと分かっていたので、

 「このところ基礎体温もガタガタで、経血量も極端に少ないです。
  思春期に抗がん剤治療を受けていたので閉経が早まったのでしょうか。
  これは、ピルを飲んで改善するのでしょうか。
  改善が難しい場合は今後の治療はやめることも考えています」

と話すと、

 「医学上は、閉経ということになると思います。
  抗がん剤の影響ということも考えられます。

  このような状態では、
  生理がきていても排卵はしていないと思われます。
  ピルを飲めば生理が来てFSHが下がるかもしれませんが、
  それは実際に卵巣機能が改善することではありません。
  今後、治療を続けられるとしても、厳しい治療になるでしょう。
  辞めることを考えられているのでしたら、
  ご主人とよくお話をされてみてください。」


医者は、患者側から切り出されない限りは、
治療の終わりを突然には宣告しないものなんだな。
システマチックに動くKLCの中にあって、
気遣いの感じられた対応でした。
結局、ピルの処方は受けずに帰ることにしました。


ついに、この日が訪れたな。
ずいぶんと、急だったな。
ここにも、もう来ることはないのか。

電車に乗ってまっすぐ家に帰る気にはなれず、
家の近くを通るバスにはじめて乗った。
景色をぼんやりと見ながら遠回りして帰った。
いろいろな考え事をしながら。

こどものいない夫婦2人の人生。
その可能性が高いことは分かっていたけれど、
望みは捨て切れていなかった。
閉経という言葉を聞いて、本当にそれが現実となりました。

そして、夫の定年まで20年と少し、
今後はどうやって過ごすのがいいのだろうか、
そんなこともぼんやり考えながら家に着いたのでした。

でも、この話には続きがあります。
なぜこんなに急にFSHが上がってしまったのか。
考えられるのはカウフマンのこと。

夫と相談して、翌日またKLCに行ったのでした。
(長くなったので別記事に続く…)


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プロフィール

usα

Author:usα
結婚3年目の40才、
2009年転勤先の大阪でKLC系列クリニックにて治療開始、2010年東京に戻りKLCへ。一時期、JISARTメンバーのクリニックに転院しましたが、2011年5月またKLCに戻りました。
2011年7月、陽性判定をいただきました。
不妊治療履歴と費用はこちら
  last update 2011.7.29

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